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トラスツズマブ エムタンシン(Trastuzumab emtansine、米国ではAdo-trastuzumab emtansine、商品名:カドサイラ、開発コード:T-DM1、PRO132365)は、の一つであり、HER2陽性の進行・再発乳癌の治療に用いられる。モノクローナル抗体であるトラスツズマブと細胞毒性物質エムタンシン(DM1)が結合している。トラスツズマブは癌細胞のHER2/neu受容体に結合して成長を停止させ、エムタンシンが細胞内に入りチューブリンに結合し重合を阻害する事で細胞毒性を発揮する。モノクローナル抗体が癌細胞に過剰に発現しているHER2をターゲットとする為、エムタンシンは腫瘍細胞に選択的に送達される〔。 トラスツズマブ単剤治療に抵抗性となった女性のHER2陽性の進行乳癌を対象としたEMILIA臨床試験では、ラパチニブ・カペシタビン併用療法に比べて生存期間を5.8ヶ月延長した〔。同試験に基づき、米国FDAは2013年2月に製造を承認した。日本でも国内第I相・第II相臨床試験及びEMILIA試験の結果に基づき、2013年9月に製造販売が承認された。 ==効能・効果== 日本における効能・効果は「HER2陽性の手術不能又は再発乳癌」である。 米国での効能・効果は「トラスツズマブとタキサン(パクリタキセル又はドセタキセル)併用治療後のHER2陽性転移性乳癌(mBC)並びに 6ヶ月以内にアジュバント治療を実施した既治療のmBC又は進行乳癌の再燃例」である〔U.S. FDA. . Retrieved 2012-02-23.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トラスツズマブ エムタンシン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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